今回は、高千穂町内のカフェめぐりシリーズをお届けしていきます。まず第一回目は

天岩戸伝説の地にある個性豊かな癒しカフェ2店舗をご紹介。

〜困難を乗り越え、笑顔をつなぐお店〜

天岩戸神社から、天安河原（あまのやすかわら）へ向かうちょうど下り坂入口の道沿いに、個性のまったく違うカフェ２店舗が並んでいます。天安河原にむかえば必ず目にします。

岩戸地区の観光地になっている天安河原とは、天照大神（あまてらすおおみかみ）がお隠れになった際、八百万（やおよろず）の神々が相談したとされる大洞窟で、天岩戸神社西本宮から徒歩約10分のところにあります。

天安河原についての詳細はこちら

「あまてらすの隠れcafe」（あまてらすのかくれかふぇ）をご紹介

〜困難を乗り越えた日々〜

「コロナ禍や熊本地震の時が一番辛かったですね。」 代表の佐藤雅代（さとうまさよ）さんは、当時を振り返りながら、そう語ります。
震災やパンデミックで先の見えない状況の中、お店を休業するべきか迷ったこともあったそうです。しかし、熊本地震の際に商店街の方が語っていた「たとえ一人のお客様のためでも、お店を開ける」という言葉に心を動かされました。「辛いのはみんな一緒。だからこそ、お客様のためにお店を開け続けることを選びました。」 その決意が、多くのお客様に支えられるきっかけとなったのですね。

さっそく店舗へと入口の前に立つと、美しく並べられたメニューサンプルが目に入ります！日本語が解らない外国人のお客様も、どんなメニューがあるか一目みてわかるようになっていて、安心して選べて、優しい心遣いですね。

お店のスタッフさんとお話していると、新メニューの「高千穂牛シリーズ」をおすすめされ、どれも美味しそうで、「高千穂牛うどん」が人気なのだそうです。悩んだ末に、高千穂町内のお店でもあまり見ない「高千穂牛パスタ」を注文してみることにしました！

おすすめの珈琲も一緒に注文してみました。天安河原に流れる川が真下にあり、絶景を見る事ができる席を確保！

熱々の湯気とともに運ばれてきたのは、彩り豊かな「高千穂牛パスタ」。口に入れた瞬間、高千穂牛の旨みがじゅわ～っと広がります。

そして、一緒にいただいたコーヒーも絶品。愛知県伊勢町の「c_thought_coffee_roastery」とコラボしたオリジナル商品で、豆はお土産として購入することもできます。

〜最高に嬉しい瞬間は？ の問いに「嬉しいことはしょっちゅうありますよ！」 そう笑顔で話す代表の佐藤さんが語ります。特に心を打たれる瞬間は、遠方からのリピーターが訪れること。 先日も、東京から何度も通ってくれるご家族が来店されたそうです。
初めて来店された時から来店されるたびご家族が増え、さらにお子さんの成長も見れて『高千穂に来たら、必ず高千穂牛めんを食べないと！』と 言ってくださる言葉に感動して、お店を続けていて本当に良かったと感じるそうです。

そして店内は、高千穂焼きとして親しまれている「五峰釜（ごほうがま）」さんが営業されているカフェならでは、店内素敵な焼物（高千穂焼）が並びギャラリーの様ですね。 公式ホームページはこちらです。

作品を見るだけでも、素敵な時間を過ごせますね。

〜未来への想い「高千穂や天岩戸に行くなら、必ず立ち寄りたい！と思ってもらえるようなお店にしたいんです。」
現在、こちらのお店では陶器の製造・販売も行っており、陶芸体験も提供しています。将来的には、より多くの人が体験を楽しめるスペースを設け、カフェとしての魅力をさらに高めたいと考えています。 料理だけでなく、思い出も一緒に持ち帰ってもらえるような場所へ――。

佐藤さんの、その想いが、このお店のこれからの姿を形作っていくことでしょう。 訪れる人々にとって、心温まるひとときを提供し続けるお店。これからも、たくさんの笑顔が生まれる場所であり続けるに違いありません。

インバウンドのお客様も喜びそうな商品のサンプルが見事に並んでいます。✨

あまてらす神隠れカフェ（あまてらすかみかくれかふぇ）店舗情報
住所：宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1082-21
営業時間：10:00〜17:00
定休日：不定休
駐車場：5台
Instagramはこちら

あまてらす神隠れカフェのマップはこちらです。

下の写真は「あまてらすの隠れcafe」から神社方面を見た道です。↓

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そのまま右の方の細い下り坂道を歩いていくと天安河原への道筋となります。

下の写真は「あまてらすの隠れcafe」から天安河原の方向を見た道です。

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天安河原に向かっていくとすぐに「みやげ品 安河原（みやげひんやすかわら）」さんが右手にみえてきます。

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そして、そのまま１分もかからないお隣の個性あふれる「みやげ品 安河原（みやげひんやすかわら）」さんへ！

こちらのお店も食品サンプルでメニュー表示されていて、訪れていたお客様の大半が海外の方でした。アジアの方が気軽に店内で注文されいました。

寒い時期にはピッタリの、暖かいオリジナル「甘酒」を店内（テイクアウトあり）でゆっくりいただくことができます。麹からこだわって母が丁寧に作っていますと店長の佐藤ルミさんが語ってくださいました。お菓子は嬉しいサービスです。

とっても優しい味の甘酒、冷え体がポカポカ温まりました。

コロナ禍はやはり大変だったようで、ようやくお客様がもどりつつあり、これからの抱負や夢もあって、もっと良いお店にしていきたいとのこと、

店内で販売されているのは、一般的なお土産屋さんと違っていて、神話にちなんだ商品や古事記の物語の映像が流れていて高千穂の神話に興味があるお客様には、喜ばれそうな空間です。

色んなものがバラエティーに揃っていますね。

高千穂やこの地の岩戸神社を訪れるお客様の、旅の疲れの取ってもらいたい、癒したいという想いで、お客様と様々なお話をするのが好きだと店長の佐藤さんは、語っていました。店長に会いに、再び来店される方もいらしゃるそうです。私も、ついつい神話の話などで店長と話し込んでしまいました。お客さまに満足していただける様にもっと勉強していきたいとおしゃっていました。

今まで感動した事などの問いに、「美味しかった」「ゆっくり休めました」など、お客様に喜んでいただける瞬間が一番嬉しいそうです。

店頭では、「高千穂牛のおにぎり」や、手作りの「油みそ」も販売。旅先でちょっと小腹が空いたお客様に好評とのこと！私もさっそくテイクアウトしました。とっても美味しかったです。

（写真は、テイクアウトした手作りの油みそと高千穂牛がぎゅっと乗せてあるおにぎりです）

一般社団法人高千穂町観光協会に掲載されてるページはこちらです。

みやげ品安河原(みやげひんやすかわら)店舗情報
住所：宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸1082
営業時間：10：00～17：00
駐車場：あり

みやげ品 安河原（みやげひんやすかわら）のマップはこちらです。

おわりに

カフェでお腹を満たし、帰りにお土産をと購入したのが、「みやげ品 安河原」のご飯のお供の「手作り油みそ」と「高千穂牛おにぎり」と、

そして「あまてらす神隠れカフェ」では記事内に書いています、お店でも美味しくいただいた「TAKACHIHO]と言うオリジナル珈琲豆と、小さめので美しいターコイズブルーの「高千穂焼の一輪挿し」です。ギフトにもよさそうですね。

どちらのお店も店主の女性パワーと優しさに触れられる素敵な空間です。是非笑顔に会いにいってみてください。

地元の人にもあまり知られていない新たなパワースポットかもしれませんね。

次回は、三田井地区の老舗喫茶店「メルヘン」とオーナーに密着取材いたします。お楽しみに！

ーーーーー高千穂をこよなく愛するmikotochangでした。