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高千穂スローライフVol.5 山からの恵みをいただくシリーズ 高千穂ジビエ編2つお届け!

山からの恵みをいただく第一弾シリーズとして、「高千穂ジビエ」レポート2つお届け!

高千穂ジビエ① 山の営みと先祖への感謝編

評判の猪肉の秘密を求めて!高千穂に根付く山の民の技術と山への情熱が息づく光景に出会う!

最近全国各地で田畑を荒し嫌われる獣たちは、ネガティブな話題も多いところですが、実は高千穂町のふるさと納税では、令和5年度の返礼品第二位(猪肉スライス)になるほど人気食材なんです!!!

その秘密を探るべくレポートをお届けします。高千穂町は、家庭でも昔から猪肉料理を食べていて(実際は、猟師さんからいただいたりして食べていたことが多いですが)、最近は町内のお店でも買えるようになりました。評判もよく、実際どの様に評判のよい猪肉が生まれてきているのか知りたくて、出荷者のご自宅へ取材に行ってきました!

 

ようやく念願叶って、おじゃましたのは押方地区の後藤一宏さん宅!

 

訪れて、まず目に飛び込んできたのはこちら!!!!

後藤家代々使用されてきた生活の歴史が詰ったものたち勢ぞろい!まるで資料館?( ゚Д゚)ギャラリー?

今は珍しい五玉そろばんや大工さんや職人が使用する墨壺(墨さし)や俵など担いだり運んだりするときに刺して使用された道具まで展示されてて、個人的には、我が家の旧稼業が木工職人だったので、この墨壺は懐かしい~(*^_^*)使い方は最近の方は、知らないんだろうな~~なーんて。(気になる方はググってね)

古道具も大好きなので、初っ端からテンションあがりまくり✨✨✨

すでに、ここでご先祖様から代々生活道具を大切にされてきた事が一目瞭然!

サルノコシカケに後藤家の家紋!ワイルド~~(サルノコシカケも知らない方はググってね)

これだけでも価値ある光景・・・

 

猟犬のクロちゃんとクロちゃん(同じ名前)と一緒ならと後ろ姿の写真を許してくださった控えめな後藤さん

山の狩りの相棒であろう2匹の愛犬はとっても賢く、とーーっても甘えん坊さん(#^^#)

しっぽふりふり~~~地べたをお掃除するくらいぶんぶんふってました(笑)

なでてなでて~~🐶

後藤さんがいつもあげるというオヤツのパンやイリコなどを、私からもあげさせてもらえて、軽くポンって上に投げたら上手に飛んでパクッっと食べてくれて、クロちゃんたち大喜びで(笑)とっても楽しい時間でした。(>_<)💕カワユスです。

自宅の庭から見える山々を左側を指した指を90度右に動かし。あっちの山と指さしたのは標高1082mの(三ケ所神社の奥宮が鎮座する)二上山。その左さす山からから右の山々を超え「まわってもどってくるのが日課」だという後藤さんは、御年77歳!!!!!((+_+))スゴスギ!!!!

その強固な体力の源泉は???というと21歳の時から56年間山に入る生活をしているのだそう・・・

 

今は生業としての農業を辞め山仕事だけを本業としているこのこと。

ご自宅裏の右手の方の遠くに見える二つのお山が二上山

庭からは山々が一望でき、気持ち良い絶景が広がっています。

遠くにみえる?三田井浅ヶ部地区のはるかずーーと向こうは延岡方面になるはず~そして太平洋~~(笑)え~?

庭に出て、この景色をみながらお食事をされる事もあるそう。これは、ごはんうまいでしょう~(#^^#)気持ちよさそう~マジで羨ましい~~~✨✨✨

 

そして、自宅に併設されています肉の加工場へ案内していただきました。

几帳面な後藤さんのそのままが出ているかのような清潔かつ仕事がしやすい様に整理と工夫が施されています。

写していませんが、実は壁面にはいくつものラミネートされた解体写真や資料が貼ってあり、解体作業時に、直ぐに病気等、見つけられる様になど、衛生や危険防止のための作業工程で解るように工夫されていたり、感心する事ばかりでした。

そしてここでまたもや驚き!発見!

整頓された室内で目に飛び込んできたのは、まるで工芸品の様な手作りのナイフたちである。

すべてご自分で一点一点作られたもの。✨✨✨

きちんと手になじむようにナイフの柄は、角などの自然のカーブを利用した形状で作られていて、お肉をきれい捌くのに理想的な形状に造られ刃の大きさや形状も工夫が施されていた。ドギマギしながら実際握らせてもらたら(>_<)手の馴染みを実感。使い込まれたのも実感。

生活の中の芸術品ですね!✨✨✨

職人魂・クラフトマニア魂・・・またテンションが上がってしまう(笑)

 

後藤さんは、最初の一頭目から今日まで裁いた猪のすべての記録を写真と共に保存され、すべてファイリングされていた。ご自分でされているという。

さらにお手製で写真でのマニュアル本も作成されていた事も驚き、さらに沢山保存されている資料に後藤家の美味しい食べ方まで記録に残されている。

ほんとに好きなのだなーと驚きの連続。感動✨✨✨

猪肉は、雄より雌の方がやわらかく美味しいと聞いて、話をうかがったら「雄より柔らかい肉質の雌の肉だけしか出荷はせんとよ」と流石の拘りの答え。

さらに特に美味しい部位は?と尋ねると!解体された背骨部分の写真を見せていただきながら、背肉の分部だと!骨と背肉の付き方など学ぶ瞬間だった。(>_<)リアル写真💦でも素晴らしい資料のお宝✨

命をいただく仕事ではあるが、神棚、代々受け継がれた土地神様やご先祖様に毎朝欠かさずご家族で感謝をあげているとおしゃった。

祭るときに、一日たりともご飯とお水を欠かさないと後藤さんが奥様の事を誇らしく語る姿もとても気持ちほっこり、そして感動しました、

昔の天井のハリや柱を残して改築されていて、とっても素敵な設えの応接間。そんな空間で歴史を感じながらお話を聞く事ができ不思議なご縁の様なものを感じました。

後藤家の猟師としての盛りだくさんの歴史話、危険を伴う猟で必ず守っている事や拘りなど興味深く時間がたつのを忘れてしまうほど、お話も上手なのに、山中での静かな生活を愛し、人ごみから遠ざかることを好む姿勢がうかがえるのです。

 

そのような生業で一番の喜びは、お肉を食べてくださった方から「美味しかった」と喜びの声を聞く時だという。お客様が喜んでくださるのが嬉しく幸せとおっしゃいました。

感謝と共に自然に身をゆだね、ひとつひとつを大事に誠実に生活している姿こそが、当初に「求めた理由」はそこにあるのではないかと感じました。

 

高千穂ジビエ② 初の試み!「ジビエ肉まつり2024」開催!編

「どこで高千穂ジビエたべられるっちゃろうか?」って思われる方に朗報となるイベント真っただ中のお店に潜入してきました!

🌸桜が咲き舞い散るちょっと肌寒い季節に、お客様に旅の途中で補給し元気になってもらおうと

直売所鬼八の蔵(高千穂がまだせ市場)と道の駅高千穂で企画した「お肉」のお祭り!

鬼八の蔵オリジナルの一品を佐藤慶江店長手に持ってパチリ💖📷可愛いゾッ!(#^^#)

一推しの高千穂ジビエ惣菜「鹿南蛮」!!!

その名の通り、鹿肉の南蛮漬け!宮崎県はチキン南蛮で有名なのは言うまでもないけど、なんと鹿肉バージョンなのです。

もちろん猪肉バージョンもあるのです。

はい、気になるお味は????

出来立て!さっそく購入~食べてみました!

え?お~これは美味い!!!クセのないお肉がやわらか~い( *´艸`)気になるニオイもない。

店長はじめ鬼八の蔵スタッフがおススメするだけの事はあるっちゃがぁ~(たまに高千穂弁がはいります😊)

土日限定だそう・・・毎日食べたいな~~(笑)贅沢?

 

さて次のおすすめは?

やっぱりあったかい猪鍋!

オリジナルジビエ鍋!あったか猪鍋!

しかもすぐに、食べれちゃう!お好みで柚子胡椒も!

それでは、すぐに、食べるしかない。もちろん柚子胡椒いれちゃう!(#^^#)

店先の外にあるテーブルでさっそくいただきまーす!写真の撮り方がマズい?テーブルとイスがちゃんとあります(笑)写ってないやん💦

お肉が固いのかとお思ったら柔らかくてびっくり!お出汁が食材からでてる味なのだそうで、さっぱりしていて何杯でもいけちゃいそうです。

ゴボウ、人参、大根、椎茸と猪肉の味わい、ちょっとまだ肌寒い時期に、体も気持ちも温まり、こちらも気になるニオイもなく大満足(*^_^*)

 

鬼八の蔵や道の駅高千穂では、鹿、猪肉は肉そのものも販売!(高千穂町ふるさと納税返礼品でも人気!)

冷凍ブロック」にて販売されています。

猪肉ブロック

鹿肉スライス

 

わんちゃん用鹿ジャーキー」もありますよ。

 

今回は「肉まつり!」ですので、お肉といえば、やっぱりやっぱり高千穂牛ですよね!(高千穂牛については後の方にリンクがあります)

高千穂牛がゴロっと入っている大大人気の高千穂牛コロッケ!✨✨✨

間違いない美味しさですが、こちらは出来立てはもちろん、冷めても美味しいと評判です。

そのままも美味しくて大好きですが、自宅に持ち帰った時は、違う楽しみとしてソースケチャップ(ケチャップとウスター又はトンカツソースをまぜまぜ)をつけて食べたりしちょります。( *´艸`)ウマいよ。

他に、こんな食べ方もあるよ~とか、お蕎麦に入れて食べます!とか面白い食べ方があったら是非教えてくださいませ!!!!!(笑)

高千穂牛のお弁当(冷凍)も販売されていて、お店でレンジであっためチンしちゃえば、その場で食べれちゃう。✨

冷凍といえばFROZENチキン南蛮も並んでいます。お持ち帰り用に保冷剤や保冷バックも販売されています。

高千穂牛100%使用惣菜の煮込みハンバーグホット販売なので、購入後すぐに、その場で食べれちゃいます。

暖かいまま食べれるのは嬉しい~~(#^^#)💕

高千穂牛が購入できる「高千穂牛ミートセンター」は鬼八の蔵のお隣にあります。

 

そして、忘れてはならい!からあげちゃん( *´艸`)ムフフ 「鬼八のからあげ」マイチガイナイ美味しさ✨

スタッフに何故にこんなに人気なのか?聞いてみました!「国産でしかも宮崎県の鶏を使用し、ひとつひとつ丁寧にスタッフが手作業で切り分けて(たまに不揃い💦そこは味わいとして)秘伝の味でしっかり漬け込み、揚げる直前に片栗粉をまぶして高温でじっくり揚げているので、家庭ではなかなか出ない味と食感なのではないか」と納得のお答え!

手間暇かけちょるから、美味しいはずじゃわね~~なるほどね~~(・・・たまに高千穂弁w)

1パック500円とリーズナブルで満足ボリューム。店頭に無かったらスタッフにお声がけして、新たに揚げてもらったりできます。

一応スタッフに聞いてみてね。(完売しちょったらごめんね)

 

以外にも、宮崎県って、お肉関係のお土産類ってわりとあるんですよ!ご存知でした?(*^_^*)

宮崎牛関連のお土産は、道の駅高千穂と鬼八の蔵限定にて販売中!

道の駅店内「ジビエ肉まつり2024」

鬼八の蔵店内「ジビエ肉まつり2024」

 

「ジビエ肉まつり2024」

店舗は、鬼八の蔵(高千穂がまだせ市場)と道の駅高千穂

令和6年3月16日~5月下旬まで開催(予定)

高千穂がまだせ市場鬼八の蔵はこちら

道の駅高千穂はこちら

高千穂牛の専門店のレストラン和はこちら 高千穂牛ミートセンターの公式はこちら

高千穂牛とは?こちら

 

 

おわりに

普段なにげに店頭に並ぶ食材を買ったり食べたりしていますが、観光地に行ったら、これは地元産なのかな?どんな方が造られたのかな?会ってお話聞いてみたいな~と、つい考えちゃいます。せっかく来たんだから、そこの何かを感じたいものですよね。

そんなお客様の気持ちを想いながら、今後とも高千穂の物語をスローライフなストーリーをお届けできたらと日々観察していきたいと思っています。

高千穂をこよなく愛するmikotochang(みことちゃん)でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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