【11/4(土)】地域に飛び込んで新しい自分に出会う旅 「希少動植物を守る五ヶ所高原で学ぶ・出会う体験ツアー 」のお知らせ
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高千穂町は高千穂峡や神社など有名な観光スポットも多いですが、自然や景観、暮らし、生業など他にもまだまだ魅力がたくさんあります♪
いろんな観光スポットを見て回るのもステキな旅行ですが、地域に飛び込んで地域ならではの「体験」や「学び」、そこに暮らす人たちと「出会う」旅をしてみませんか?
特別な旅をしたい皆様に「11/4希少植物を守る五ヶ所高原で学ぶ・出会う体験ツアー」をオススメします。
五ヶ所高原てどんなところ
高千穂町の五ヶ所高原は、平均標高が800mと高く祖母山西側に広がる高原地帯で、この場所にしか生息・生育していない多くの貴重な植物や昆虫がいる優れた草原です。この地域の一産業である畜産によって生物多様性が守られてきました。ここにある三秀台は祖母山・阿蘇山・久住山を同時に見ることができる絶景スポットです。
~持続的な農林業システムによって守られる生物多様性~
4.7haある草原は、この地域の畜産農家が粗飼料生産のために行ってきた草刈りと野焼きによって維持されてきました。そうした暮らしの中で維持されてきた草原には、日本ではここ五ヶ所高原が南限とされているヒメユリ(絶滅危惧IB類、環境省レッドリスト)をはじめ、ツクシクガイソウ、ゴマシジミ、ヒメシロチョウ等の希少な動植物が生息している他、世界では阿蘇地域と本高原にしか見られないアソタカラコウも自生しています。
- ここにしか生息・生育していない貴重な植物や昆虫がいる優れた草原を有するこの高原地帯は、
- 「世界農業遺産」の認定理由地
- 「生物多様性保全上重要な里地里山」
- 「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の移行地域
- に指定されている高千穂町の誇れる地域です。
草原の守り人
- 貴重な動植物を有する五ヶ所高原ですが、近年さまざまな理由で草原に生きる動植物が減少しています。
特に、
- ・畜産によって守られてきた草原の循環維持が畜産農家の減少により難しくなっている
- ・シカをはじめとする有害鳥獣の食害
この草原と草原に生きる希少動植物を守るため、後世に受け継ぐために活動をしているのが「五ヶ所高原ゴマ姫の草原を守る会」の皆さんです
高齢化する地域内の畜産農家に代わって草刈り作業を行ったり、シカやイノシシによる獣害防止作業、ユネスコエコパーク環境保全活動などに取り組まれています。
このツアーで体験できること
1.知る
この地域の暮らし(農業)と循環の中で守られてきた希少植物について学ぶ
- 五ヶ所高原ゴマ姫の草原を守る会の皆さんが
- 暮らし(農業)と五ヶ所高原の話、循環の中で守られてきた希少植物の話、ユネスコエコパークの話を詳しく説明します。
2.体感
草原を守るこの地域の伝統農業「刈干切」を体験
草原と希少動植物の生態系維持に欠かせない草刈り作業ですが、今回のツアーでは伝統の農作業である「刈干切」を体験できます。
刈干切とは
冬の家畜の粗飼料のため、山斜面の野草を切り天日に干して乾かす作業を「刈干切」と言います。刈った草をその場に小積みにしたものを「とうび」といい、必要な時に運ばれ、納屋に蓄えられ長い冬場の家畜の飼料となります。
大学生も刈干切を体験♪
3.味わう
ランチは五ヶ所の高原野菜をたっぷり使ったそば粉団子汁やトウキビ飯などが味わえます
五ヶ所は高原特有の高冷な気候で育った野菜や阿蘇山に近い特有の土壌によりソバやトウキビなど穀物の産地でもあります。
五ヶ所の新米や高原野菜をプレゼントします♪
ツアーについて
- 日 時:2023年11月4日(土)9:00~14:00
- 参加費:3,000円
- 集合場所
- 五ヶ所高原ひめゆりセンター 五ヶ所公民館(宮崎県西臼杵郡高千穂町五ケ所1666-4)
お申込みは
お問合せは
- DHE(株) 担当:佐藤
- TEL:0982-72-5048 ※高千穂まちづくり公社内
- メール:takachihotour@dhe.co.jp
詳しく内容は案内チラシをご覧ください。
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