五穀豊穣を願い舞う「神楽フェア」開催!!
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稲刈りの時期が終わり、田畑に霜が降りるようになる頃、高千穂町では神楽の季節を迎えます。
高千穂がまだせ市場 鬼八の蔵では、スタッフが厳選した「高千穂神楽」にまつわる商品を揃えた「神楽フェア」を開催中です!
幸多き秋の実りに感謝し、来年の豊穣を祈願するため神々に33番の神楽を奉納する高千穂神楽。
国の重要無形民俗文化財に指定されており、11月中旬から翌年2月にかけて高千穂町内19の集落で行われる、平安時代から受け継がれる伝統的な神事です。
高千穂町内中心部にある高千穂がまだせ市場 鬼八の蔵では、地元生産者の直売所。農産物や加工品の販売をしている地元からも愛されている物産店。
今回の「神楽フェア」では、高千穂神楽にまつわる商品を集めました!と教えてくれたのは、店長の内倉亜澄さん。
今年の夜神楽が始まった11月22日から1月中旬までの開催予定。
たくさん並ぶ商品から、スタッフイチオシの商品を紹介してもらいました。
夜神楽の体を温める「かっぽ酒」をふるまう「竹酌セット」
スタッフが声を揃えておススメするのは、夜神楽で振る舞われる「かっぽ酒」に使う「竹酌セット」。
「かっぽ酒」とは、青竹の筒にお酒を入れ、囲炉裏や焚き火で燗を付けたものです。名前の由来は、お酒を注ぐ時にカポカポと音を立てるところから来ているのだとか。
お酒を入れて熱燗を楽しむのはもちろんのこと、インテリアとしてもおススメです。
まさに、高千穂町の伝統ある郷土料理のひとつ!
舞を彩り夜に響く「神楽笛」
神楽で音楽を奏でる「神楽笛」もあるんですよ!と内倉さん。
細い竹に穴をあけた「神楽笛」は、高千穂町の伝統文化。一つ一つ手作りで、色や形が異なるのも味がありますよね。
独特な神楽笛の音色を楽しんでみてはいかかでしょう♬
夜神楽の味「神楽うどん」をイメージした「かぐら鍋」
スタッフ湊さんがおススメするのは、夜神楽でふるまわれる「神楽うどん」をイメージして作った「かぐら鍋」。
総菜売り場にある「かぐら鍋」は、神楽うどんの材料や味はそのままに、うどん麵のかわりに糸こんにゃくを使って作られています。
毎日お店で手作りする、あったかいお鍋を召し上がれ~
夜神楽の「振る舞い酒」は高千穂町で作られたお酒で
お酒が大好きだという店長・内倉さん。
夜神楽の楽しみの一つ「振る舞い酒」にも使われる、高千穂町で作られた焼酎を紹介してくれました。
一つ目は、アカツキ酒造がつくる本格米焼酎「暁(あかつき)」。
常圧蒸留の少しクセのあるコクとほんのり甘い香り、どっしりと芳醇で濃厚な味わいが特徴です。
二つ目は、高千穂酒造が作る「露々(ろろ)」
販売エリアは宮崎県内のみ!アルコール度数20度で飲みやすく、観光客や女性にも人気です。
お土産にもおススメ!「かぐら」をモチーフとした菓子5選
高千穂神楽をモチーフにした菓子もたくさんあります。その中から、スタッフの湊さんと冨髙さんがおススメする商品を紹介してもらいました。
冨髙さんおススメの人形焼き「神都高千穂焼」。ふんわりとした生地に包まれたあんこが美味♡
猿田彦命がモチーフの「さるたくん」と、天鈿女命がモチーフの「うずめちゃん」が可愛いのもおすすめポイントの一つです。
落雁菓子の「楽願 命」。楽しく願うと書いて「らくがん」と読むのもちょっといいでしょ!と冨髙さん。
手力雄命(あめのたぢからおのみこと)、天鈿女命(あまのうずめのみこと)、勾玉(まがたま)、そして高千穂神楽のえりものなどが模られています。
富高さんが手にしているのは、顔にそのままかぶれそうなサイズの「神話せんべい」。
手力雄命の面と、天鈿女命の面の2種類があります。こっそり顔に当ててみたくなりません?
神楽と言えばこれは外せないでしょう!と湊さんが紹介してくれたのは「皇賀玉饅頭(おがたままんじゅう)」。
天岩戸の前で鈿女が舞った時に手にしていたの「招霊木の実」をイメージして作られているんですよ。
最後に湊さんが紹介してくれたのは、商品名もそのままに「高千穂かぐらの舞」。
神楽で使われる面をモチーフにしたまんじゅうは、個装になっているので会社などへのお土産にもおススメです!
おわりに
高千穂がまだせ市場 鬼八の蔵の「神楽フェア」から、スタッフのおススメ商品をご紹介しました。
今回の「神楽フェア」は2024年1月中旬まで。高千穂町で夜神楽を観て、神楽にまつわるお土産で余韻を楽しんでくださいね♪
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