【新商品誕生編】高千穂町の生産者がつくる穀物「五穀」と「水」をテーマに開発した新商品誕生秘話に密着!
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天岩戸の夜神楽 直会(なおらい)の場、お煮しめやカッポどりに合う高千穂の恵みいっぱい詰め込んだオリジナルクラフトビールが出来ました!
高千穂町産の五穀「米」「小豆」「割とうきび」「もち麦」「はと麦」と「水」が原材料!
それぞれの高千穂の生産者に密着取材をシリーズでお伝えしていきます。
さて、その新特産品とは?
一年の歳月をかけようやくここにたどりつき、発表となります。
発表します!
「高千穂五穀エール・千穂の水種」!!!!オリジナルクラフトビール!
たかちほごこくえーる ちほのみずたね
令和6年7月1日発売開始(販売情報は最後に記載)
今回はまず第一回目として、このクラフトビールが生まれた背景を深堀していきます。
解禁前に、このクラフトビールを開発された「宮崎ひでじビール株式会社」さまの工場へ行ってきました!
「6月21日に瓶詰します」と連絡があり、その日時に合わせて行ってきました!ついに誕生します。
宮崎県北の絶景~行縢山(むかばきやま)の麓にある工場!この場所だけでも沢山語れるのでは?と思うほど素敵な環境。
行縢山は、雄岳(おだけ)、雌岳(めだけ)の2つからなる標高831mの山。ヤマトタケルが(むかばきやま)狩猟をする際に足にまく防具「行縢(むかばき)」に山の形が似ていたため名付けた、と伝えられているそうです。この地にも神話が息づいていますね。
その真横には、美しい小川・・・癒しの水音が・・・
ステキすぎます。。。うっとり。
こんなすてきな場所で作られているなんて・・・(*’▽’)
この時は、まだどんな商品なのか知らずわくわくどきどきでした。✨✨✨
「モノではなくコトを売る」と語る営業の村上史晃(むらかみ ふみあき)さん。これは社長の言葉だそうです。この言葉の意味を営業していく中で、理解していくという事の難しさを熱く語ってくださいました。
徹底した衛生管理を行い、全社員が品質に自信と誇りをがもっている事が、ひしひしと伝わってきます。
工場の奥まで見学させていただいて、感謝感激です。
あっ!工場の奥のお部屋の中央にみえるは、あれは!!!瓶詰されてる?・・・
おおおお!とその場で歓声。瓶詰されました!できたてほやほや~!
ジャジャン!!!!
どんなお味?????待てません(笑)💦
どうなの?どうなの?どんなお味?現場の深ぼり!いきましょう!お色は黄金色。まさにゴールデンエール!
ということで・・・
開発に携わった方々の直撃インタビュー!
「アートとお同じなんです」と語るは、代表取締役社長 永野時彦(ながの ときひこ)さん
独自で開発するクラフトビールの製造の拘りや過程など質問に、「ゼロから作り上げるアートと同じなんです。」・・・じつは、神話を知る機会なく、神話など知らないで高千穂に来ている方々も多いとおもいますし、また、とにかく高千穂が好きという方。そして高千穂を愛する地元の住民の方々にも「一石を投じたい」と心に響くお言葉が返ってきました。
今回商品ラベルの制作過程のお話も、試行錯誤があり会社内でアンケートをとったり、デザイナーと何度も練り直しを行ったという事でした。神話をベースにした事が凝縮され高千穂らしさが表現され、今後長く愛されるラベルになっていると感じました。
五穀も高千穂の水があって高千穂の地でできたもの。その原材料と水とが、この一本に繋がっている。物語そのもですね。
五穀の神話と高千穂の食材が織りなす物語・・・
「五穀」には、私たち日本人や高千穂町民にとって特別な意味があります。それは単なる食材ではなく、五穀豊穣の神事やお祭りがあるように、神話になぞっだ深い物語を持ち合わせているからです。古事記や日本書紀に記された神話によりますと、日本の穀物はオオゲツヒメという女神から生まれたとされています。(神話の詳細はぜひ調べてみてくださいね。)そして「五」という数字は、古くから陰陽五行や木火土金水など、様々な意味が含まれています。高千穂の地でも、古くから人々の暮らしと共に歩んできた様々な穀物があり、今でも米、小豆、とうきび、もち麦、はと麦、などの穀物が生産されています。単なる商品開発にとどまらず、神話と食材の奥深さを伝えるという一貫した社長の商品に込められた想いが、お話から伝わってきます。
水種の神話(古事記)高千穂町の天真名井(あまのまない)のお話はこちら(一般社団法人高千穂町観光協会)
そして、ご苦労やエピソードなどの質問にも「毎日が大変で。毎日が苦労で・・・毎日がハッピー」
「高千穂五穀エール」の飲み方については、特色として柔らかく優しい味のビールなので「かっぽどり」や「おにしめ」などの地元の伝統食ともあうし、それこそカッポ酒の「竹カッポ」でビール飲むのも、良いと思いますとご提案。
おにしめに合う・・・イメージと夢がひろがり、竹で飲むのも試したいとわくわくしました。
社長と同じく高千穂神話リスペクトが素晴らしい✨ 製造課長・品質管理責任者であり醸造士の森翔太(もり しょうた)さんにも直撃インタビュー
森さん「今回のオリジナルビールの開発にあたって、高千穂町には神話と文化が今でも引き継がれており、その背景を大切にしたいという想いを込めました。高千穂で生まれた五穀、それぞれの素材を引き出すために比率をこだわり、丁寧に製造しました。そして五穀の「とうきび」は高千穂らしい穀物で「あずき」はお祝い事に使われポジティブなイメージがあり「お米」にも神事に必要な酒の素材でもあるし、全てに神話性がある。その様なそれぞれの物語をひとつの商品にこめられたらと思い作り上げました。」
そんな森さんは、このビールはどんなものと合わせて飲んでみたいですか?とたずねましたら、「和食の魚かな?と味噌や醤油で味付けされた魚があうと思います。」とのこと。(*^_^*)
この新しいクラフトビールの物語はスタートしたばかりです。これからが楽しみですね。
「令和6年7月1日記者発表会・発売開始」
次回第二弾は、7月1日の発表会の用様子や実際店舗で販売している様子などお伝えしようと思いますので、お楽しみに!
「高千穂五穀エール」の販売(令和6年7月1日より)
購入できる店舗は現在は以下の2店舗です。(道の駅高千穂・鬼八の蔵)
*上記店舗以外でも購入できるように、ECサイト(インターネット)で買えるように準備中です。(随時お知らせいたします)
おわりに
夢をカタチにしていくという過程そのもにも、沢山の物語が生まれてきます。
今回、様々な人々の想いや夢が実現していくという背景を観ていきましたが・・・長い時間もかかり、様々な苦労もあります。出来上がったものを実際手にとって味わっていただいて、その先に色々なシーンで喜んでいただけたのなら、その想いも最高の喜びに変わっていくのだろうと思いました。
まだまだ始まったばかりの密着シリーズですので、今後も取材頑張ってまいります。
mikotochangでした。
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